文章に自信が持てなくなったときにオススメな1冊
いつもお世話になっております。
意識高い負債者でございます。
本日は文章についての考え方の書籍を紹介します。
「文才がなくても書ける小説講座」という本です。
文章に文才は必要ない
書くことを、情緒や感性と結びつけて考える人がいます。それらが豊かでなければ、すなわち特別な才能がなければ書くことはできないというのです。それは誤りです。
ライターの末端にいる私にとってこれ以上勇気を与えてくれる言葉はありません。
その後はこう続きます。
書くことに必要なのは不足を見きわめる目と、それを慎重に埋めようとする論理の働きです。書くことは私たちが思う以上に、即物的な行為なのです。
書くことは、不足を埋める行為と説明されています。
1行目を書いたら、情報の不足が生まれます。
それを2行目で埋める。そうするとまた不足が生まれる。
その不足を3行目で埋める・・・・・・。
「不足を埋めれば新たな不足が生まれ、それを埋めれば、また不足は増えていく。これが書くことの仕組みなのです。」
だから文書を書くことに文才は必要ないということです。
ブログも同じ
この書籍は小説の書き方を説明していますが、ブログの文章にも同じことがいえます。むしろ小説よりもブログほど、不足を埋めていく書き方が合っている文章はないと私は考えています。
みなさんはどうしてブログ記事を読んでいますか?
そのブロガーさんのファンか、自分がほしい情報を探してたどりついた先がブログの記事だったかのどちらかだと思います。
私のブログは65%ほどの人が検索から見にきてくれています。
何かの情報がほしくてブログを読んでいる人のほうが多いでしょう。
その人たちは情報を求めてブログにきてくれています。
情報を求めてきた人たちに満足していただける記事は、価値のある情報をわかりやすくまとめられているものです。
独りよがりな文章よりは、情報の不足を埋めるように書かれた文章の方が読者にとっては役に立ちます。