鬼速PDCAを使って鬼速で借金200万円を返済するための計画
いつもお世話になっております。
意識高い負債者でございます。
とても興味深いブログ記事を見つけましたので共有させてください。
私もこの鬼速PDCAは何回も読み込んでおり、カバーが破れてしまったほどです。
- 作者: 冨田和成
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2016/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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このお祭りに勝手に便乗して、私の一番解決しなければならない課題である借金返済について考えてみます。
- 鬼速PDCAの魅力
- PDCAのP
- ①ゴールを定量化する
- ②現状とのギャップを洗い出す
- ③ギャップを埋める課題を考える
- ④課題を優先度づけして3つに絞る
- ⑤各課題をKPI化する
- ⑥KPIを達成する解決案を考える
- ⑦解決案を優先度づけする
- ⑧計画を見える化する
- おわりに
鬼速PDCAの魅力
まずは個人的に鬼速PDCAについて述べてみます。
社会人であれば誰もが知っているPDCAを究極に究めた形が鬼速PDCAということです。
基本中の基本です。
ひとつの基本となる思考の型を極限まで究めるという考え方がとても気に入っています。
なんかひとつの事を究極に究めて勝負していくって姿勢がかっこいい気がしませんか?
私も小さい頃にやっていたサッカーでドリブルができなくて、ゴールを決められない時にドリブル技術を捨ててフリーキックの練習をひたすらした記憶があります。
大会でも試合の流れからの得点はほとんどできませんでしたが、フリーキックで得点を量産できていました。(小さい頃はキーパーも小さいので決まりやすいのです。)
そんな感じでひとつのスキルで勝負していくかっこよさに憧れました。
ひとつ書籍から引用します。
PDCAは、個人のスキルの習得を加速させるためのベースだからです。
PDCA力さえ上がればスキルの上達が圧倒的に早くなる。
若いビジネスパーソンは1日でも早く成果を出そうと、英語やコミュニケーションスキルなど効果が見えやすい実用的なスキルの習得に躍起になるが、実はこうしたことに手を付ける前にPDCA力を身につけたほうが、中長期的に見ればはるかに大きな生かをもたらすのだ。
PDCAのP
今回はP-計画について考えていきます。
書籍にそって行っていきましょう。
まずは全体の流れを確認します。
①ゴールを定量化する
②現状とのギャップを洗い出す
③ギャップを埋める課題を考える
④課題を優先度づけして3つに絞る
⑤各課題をKPI化する
⑥KPIを達成する解決案を考える
⑦解決案を優先度づけする
⑧計画を見える化する
①ゴールを定量化する
まずはゴールを設定します。
設定する際に注意することは3つあります。
・期日を決める
・定量化する
・ゴールを適度に具体的なものにする
私の達成したい課題は借金200万を3年以内に返済しきることです。
期日 | 2019年12月31日 |
定量化 | 借金200万円の完済 |
しかしこれだけでは期間が長すぎますので課題のゴールを分割していきます。
PDCAの適正に働く期間は1〜3ヶ月程度との事です。
2017年12月31日まで | 50万円返済 |
2018年12月31日まで | 70万円返済 |
2019年12月31日まで | 80万円返済 |
そこから2017年の1年に注目します。
1〜3月 | 10.5万円返済 |
4〜6月 | 14万円返済 |
7〜9月 | 10.5万円返済 |
10〜12月 | 15万円返済 |
さらに今回は1〜3月について考えを深めていきます。
定量化したゴール
2017年3月31日までに10.5万円返済する。
②現状とのギャップを洗い出す
つぎに現状とのギャップについて考えていきます。
ゴールとのギャップが現在の課題となります。
私の手取りが18.5万円なので月15万円で生活しなければなりません。
これが私のギャップになります。
ゴールと現状のギャップ
月15万円で生活する
③ギャップを埋める課題を考える
ゴールとのギャップが把握できたら、埋めるための課題を抽出していきます。
書籍には考えるヒントが書かれています。
・ゴールから逆算すると、自分は何をすべきなのか
・この道を進むとしたら、何が不足しているのか
・前進を加速させるために、伸ばせる長所はないか
・あらかじめ手を打っておくべきリスクはないか
・周りでうまくいっている人は、どんな工夫をしているか
課題のアウトプット
・コンビニの利用回数が多い
・外食の回数が多い
・収入(副収入)を増やす
・毎月支払っている固定費が高い
・遊びに使うお金が多い
・これ以上借金を増やさないためにカードを解約する
④課題を優先度づけして3つに絞る
課題を抽出することができたら、次はやるべき課題を絞っていきます。
もちろん全ての課題を解決することができれば良いのですが、実行段階に落としたときにやることが多すぎてパンクしてしまうことを防いだほうがPDCAは継続できるとのことです。
やるべき課題を決めていく際に基準となるのが、「インパクト」「時間」「気軽さ」です。
・インパクト
ゴール達成にもっとも大きく効果がありそうなも。
優先度を決める際に最重要基準になる。
・時間
その課題をクリアするまでにかかると想定される時間のこと。
・気軽さ
少ない予算で着手できるものでリスクが少なそうなもの、または心理的な障壁が低いもの。
優先度づけは
1.インパクトの最も高いものを最低ひとつ選ぶ
2.インパクトが劣っていても短い時間でできそうなものがあれば選ぶ
3.同列の課題が並んでいたら、気軽さを基準にして絞り込む
絞り込まれた課題
インパクト | 時間 | 気軽さ | 優先度 | |
コンビニの利用回数が多い | B | 1ヶ月 | A | A |
外食の回数が多い | B | 1ヶ月 | B | B |
収入(副収入)を増やす | A | 3ヶ月 | C | A |
毎月支払っている固定費が高い | B | 2ヶ月 | C | C |
遊びに使うお金が多い | A | 1ヶ月 | A | A |
これ以上借金を増やさないためにカードを解約する | C | 2ヶ月 | C | C |
3つの課題
コンビニの利用回数が多い | B | 1ヶ月 | A | A |
収入(副収入)を増やす | A | 3ヶ月 | C | A |
遊びに使うお金が多い | A | 1ヶ月 | A | A |
⑤各課題をKPI化する
さきほど絞り込んだ課題をKPI化します。
KPIとは結果目標で、あとで進捗を確認する際に客観的に判断できるようにしておくことです。
さらにその中で最重要KPIを設定します。
最重要KPIとはそれを達成できた際にはゴールへ一気に近づける課題です。
先月の収支を参考に決めていきます。
ishikitakaihusaisya.hatenablog.jp
課題のKPI化
課題 | KPI |
コンビニの利用回数が多い | 50回→25回以下 |
☆収入(副収入)を増やす | 月+1,000円以上 |
遊びに使うお金が多い | 2,4000円→20,000円以下 |
☆・・・最重要KPI
⑥KPIを達成する解決案を考える
次にKPI化された数値を達成するために、どうすればいいのかを考えます。
ひとつずつ考えていきます。
コンビニの利用回数を50回→25回以下にするには、
・コーヒーを家から持参する
・外出回数を減らす
・お昼を挟んだ外出はしない
・朝ご飯を家で食べる
☆収入(副収入)を月+1,000円増やすには、
・ブログで収益を得る
・ブログ記事を増やす
・アクセス数をアップさせる
・資格を取得して、資格手当を得る
遊びに使うお金を2,4000円→20,000円以下にするためには、
・外出する目的をはっきりさせる
・5,000円以上もって出かけない
⑦解決案を優先度づけする
課題を絞った時と同じように優先度づけを行っていきます。
判断基準としては
1.最重要KPIについては最低ひとつ、できれば2以上残す
2.それ以外のKPIについてもできればインパクト重視で解決案をひとつは残す。
3.短時間で終わるものについてはインパクトが弱くても残す。
以上の基準で私が残すものは
コンビニの利用回数を50回→25回以下にするには、
・コーヒーを家から持参する
・外出回数を減らす
・お昼を挟んだ外出はしない
・朝ご飯を家で食べる
☆収入(副収入)を月+1,000円増やすには、
・ブログで収益を得る
・ブログ記事を増やす
・アクセス数をアップさせる
・資格を取得して、資格手当を得る
遊びに使うお金を2,4000円→20,000円以下にするためには、
・外出する目的をはっきりさせる
・5,000円以上もって出かけない