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意識高いただの借金を抱えた人のブログ

読まない本をなくす本の買い方を考えてみた

いつもお世話になっております。
意識高い負債者でございます。
ご無沙汰しております。

今回は本の買い方について考えました。

本を読むことを悪く言う人は少ない

子供のころに親と一緒に買い物にいくとおもちゃは買ってもらえないけど、本だったら買ってもらえたという経験をしたことがある人は多いと思います。
本を読むことが好きになってくれるならという親の気持ちの表れでしょう。
私も親から本を読むことは推奨されて育ちました。
大学の教授にどれだけの本を学生期間中に読んだかで、人生の幅が決まると教わっています。

牛乳は体に良いと同じくらい読書は頭が良くなるとして推奨されます。
私も賛成です。
しかし、丁寧に読書した本に限ると付け加えたい。

学生時代は本を買うにも慎重に

少し私の過去の話をさせてください。
大学生時代、どこにいくにも本を持っていました。
電車での通学中や講義の間の時間、時にはつまらない講義中であれば本を読んでいました。

本はほとんど新品で買っていました。
そんなに多くないバイト代で購入できる範囲で本を買い漁っていました。
買いたい本はたくさんあったが、吟味して買っていました。
少ないバイト代で買った本は自分にとってどれも貴重で最後まで読み切っていたと記憶しています。

社会人で収入が増えると

大学を卒業して社会人になると、読書の時間が減ってしまいました。
しかし本に使えるお金は増える。
読みたいと思う本を片っ端から買っていました。
部屋には1ページも読んでいない本がたくさんありました。
読んでいない本を収納するための本棚を購入したほどです。

本を買うスピードに対して、読書するスピードが追いつかない。
読んだ気にならないような、せわしない読書をしていました。

当然丁寧に読んでいない本は内容が頭に残らない。
ただ読み流しただけになってしまった。
これでは読書の醍醐味を味わうことができません。
積読を消化することが目的の読書になってしまいました。

丁寧な読書をするための本の買い方

丁寧な読書をするためには必要のない本を買わないことが重要です。
本を買うときにいつも考えていることがあります。

・どんな目的で本を買おうとしているのかを考える
・どうしてこの本を買ったのかを1ページ目に書いておく

目的なく本を買うのは消費でしかない。
娯楽や趣味の目的であればそれでいいのですが、たいていは積読が増えるだけ。

自己投資として本を買うのであれば、明確な目的がなければならない。本を買うことが目的ではないのです。
どんな情報がほしいのか、どんなスキルを身につけたいのか、情報やなりたい自分のために本を買う。

目的基準で本を購入すると買った本に役割ができます。
購入した本の役割を1ページ目に書いておく。
どうしてその本を読もうとしたのかを忘れてしまったら、1ページ目を見れば思い出せます。
そして役割を果たした本は手放す事ができるようになります。

1ページ目に買った目的を書けないような本を買ってはいけない。その本は今読むべき本ではないと考えられるのです。

読む目的が1ページ目にかかれている本を読むと、読む目的がはっきりしているので読書中に迷子にならない。最後まで軸がぶれない読書をすることができるようになります。

知人やラジオなどで紹介されて読んでみたくなった本も1ページ目に誰に紹介されたのか、どうしてその本を読んでみたくなったのかを書いておくだけでも読書の質に違いが出てきます。

速読でたくさんの本を読むのではなく、1冊1冊丁寧に考えて購入して読書する。
本は読む物で積み上げる物ではない。
積読を増やさず、頭に良い読書をするために本の買い方を見直してみましょう。