借金のストレスにつぶされる前に任意整理をしよう
いつもお世話になっております。
意識高い負債者でございます。
Twitterで奥さんに内緒にしていた借金がばれたというツイートを目にしました。
そのツイートをみて、借金の支払いや家族にばれないようにするストレスにやられていた時期を思い出しました。
毎日の負債によるストレスを軽減してほしい
私自身も2017年1月に任意整理をしてきました。
任意整理をするまでは毎月の支払いに対してストレスを感じていました。
カードローンの返済が27日、ネット代が15日、クレジットカードが5日、セミナーの分割払いが10日と支払日におびえていました。
こんな生活を1年以上続けていたのですが払わなければならないお金が減らずにむしろ増えていってしまいました。
自分自身ではどうしようもできないと思ったので、弁護士さんに相談する事にしました。
確かに弁護士に相談しにいくのは怖い
最初は弁護士に相談しにいくことが怖かったです。
借金の返済ができなくなったら自己破産するしかないと思っていたので、親や会社にばれてしまうのではないかと不安でした。
さらに弁護士への依頼料は高いイメージがあったので、二の足を踏んでいました。
怖かったのは何も知らなかったから
相談料無料の弁護士事務所に電話で相談できるということで、サービスを利用しました。
借金の問題を解決する方法は自己破産だけでなく、任意整理という方法があると知りました。
詳しく話を聞いていくと、私の場合は任意整理でどうにかなるレベルの負債だということがわかり、借金返済までの道を整えてくれました。
そこで私は任意整理をする決意をしました。
弁護士事務所への費用は15万円程度だけど
一番気になるのは弁護士事務所への費用です。
私の場合は15万円程度でした。
確かに15万円とは負債を抱えている人にとっては大きいお金ですが、任意整理の示談交渉が始まればそこから未来にかけての利子がなくなります。
カードローンの年利は13〜17%なので、100万円以上あるのであればこれからはらわなければならない一部の利子を払うことで、今後の利子を払わなくてなる金額です。
そして一括払いではなく、今後地道に返済できる能力があるかを判断するために5ヶ月にかけての支払いを求められます。
弁護士事務所に依頼をした月から任意整理する貸金業者への支払いが一時ストップします。
なので次の月からは返済はせずに毎月決まった金額を弁護士事務所に支払うだけになるので、ストレスがなくなります。
任意整理のメリット
任意整理のよい点をまとめてみました。
家や職場へ貸金業者から連絡がなくなる
任意整理を依頼すると、弁護士さんと貸金業者が自分にかわって交渉(示談交渉)をしてくれます。
交渉が始まると負債者と貸金業者とのコミュニケーションが禁止されているらしく、手紙や電話がなくなります。
もちろん家や会社への連絡もなくなるので、ストレスが軽減されます。
また弁護士さんと本人のやりとりは基本的にメールや電話で済みますが、何度か書類のやりとりが必要になります。
家へ弁護士事務所から郵便がくると家族の人を不安にさせてしまうと思うなら、郵便局留めという方法で発送してくれます。
郵便局留めにすると指定した郵便局で郵便を預かってもらえます。
取りに行くときは本人確認のできるものを持っていく事でその場で受け取れるので家の人にばれる心配はなくなります。
任意整理は裁判所を通さないので周囲の人にばれることはない
任意整理はあくまで貸金業者との示談交渉なので、裁判所を通さない債務整理の方法です。
基本的に本人以外の人には債務整理をしている事はわからなくなっているので、家族や職場の人に直接ばれることはありません。
任意整理は家や車を手放さなくても大丈夫
自己破産とは違い、任意整理は全ての負債を整理するわけではありません。
持ち家や車を手放して返済へ当てる必要はないので、手放さなくても大丈夫です。
職業制限がないので仕事が続けられる
自己破産をすると一定の職業に就けなくなりますが、任意整理には制限がないので今の仕事を続ける事ができます。
これからかかる利子分はなくなる
先ほども書きましたが、任意整理をはじめた時点から利子の支払いがなくなります。
元本分の支払いだけで借金を返済できるようになるので、利子がなくなった分支払い額が減ります。
使っているクレジットカードはそのまま使える可能性がある
任意整理の対象にしていないクレジットカードはそのまま使用を続けることができます。
しかし私としてはお金の使い方を改めるために、解約する事をオススメします。
任意整理のデメリット
任意整理にはメリットだけでなく、デメリットもあるので弁護士事務所へ相談する事をオススメします。
収入が安定していないと任意整理できない
そもそも任意整理をするには、安定した収入がなければなりません。必ず正社員でなければならない訳ではないので、弁護士さんへ相談してみましょう。
クレジットカードが作れなくなる
任意整理後は信用情報に任意整理したと記録されます。そのため新しいクレジットカードやローンを契約することができなくなります。
また使用を継続しているクレジットカードの更新時期を迎えると使えなくなることがあります。
任意整理の一番のデメリットであり、家族に間接的にばれる可能性があると思います。
スマホの分割購入ができなくなることも
信用情報に任意整理した記録が残ると、スマホの分割購入ができなくなる可能性があります。
分割購入をする際にクレジットカードを作る時と同じように信用情報にアクセスすることがあるので、そこで任意整理していることがわかると分割購入を断られることがあるのです。
任意整理がきっかけでお金の使い方かわる
任意整理にはデメリットもありますので、弁護士さんへ相談する事をオススメします。
個人的に任意整理をして一番よかったと思うことは、お金の使い方が劇的に改善されたことです。
クレジットカードがない生活に強制的に移行したため、手持ちのお金で次の給料日まで生き延びなければなりません。
手持ちのお金だけで生活しなければならない環境が、お金の使い方を変えるきっかけになります。
確かに給料日前になるとお金が足りなくなることもありますが、クレジットカードがないのでどうにもならなくなります。
その経験が次の月のお金の使い方に繋がり、無駄遣いが減っていきます。
毎月の支払いにストレスを感じている人は、任意整理のできる内に弁護士さんへ相談する事をオススメします。