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意識高いただの借金を抱えた人のブログ

クレジットカードの支払いに毎月困っている人へ。このままでは債務整理をすることになります。

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いつもお世話になっております。
意識高い負債者でございます。

本日は毎月クレジットカードの支払いに追われている人にむけて書いています。

クレジットカードの便利さ

約1年前の自分自身も手取りの半分をクレジットカードの支払いに回していました。

はじめてクレジットカードを作ったとき

私が始めてクレジットカードを作ったのは学生の頃でした。
大学で研究をしていてAmazonでの買い物が増えてのがきっかけでした。
クレジットカードを持っていなかったときは代引きを利用したり、Amazonポイントを購入して買い物をしていました。

クレジットカードをもっていないことによる一手間がだんだんとめんどくさくなり、クレジットカードを作りました。
当時は学生なのにクレジットカードを作る事ができるのかと疑問をもちましたが、何事もなく審査を通過して1週間後には使えるようになったのを記憶しています。

お金がないのに買い物ができる不思議

はじめてクレジットカードを使ったときは不思議な感覚でした。
指定した銀行口座に残高がなくてもある程度買い物ができてしまうのです。

使い始めのころはAmazonの買い物だけと決めていたのに、スマホ代や飲み会の支払いなど様々な場面で使うようになりました。
特に良くなかったのが、お金がないときに飲み会の幹事をやるようになったことです。
みんなから現金を集めてクレジットカードで支払いをすれば、簡易的にお金を借りたような状態になります。

それから5年間、クレジットカードの支払いに終われる人生

はじめは注意してクレジットカードを使用していたのですが、気がついたときには使った分だけバイトで稼ぐというスタンスになっていました。
学生の頃は研究との兼ね合いもあり、バイトができる時間が少なかったので使った分だけバイトをしていました。

社会人になればこの悪い状態から抜け出せるかと思ったのですが、さらにクレジットカードを使って買い物をするようになっていました。
そして支払いが追いつかなくなり、カードローンを利用して自分の力だけでは返せなくなり、債務整理を行いました。
クレジットカードが債務整理(自己破産)の入り口になっていたことに後で気がつきました。

クレジットカードがないと生活できない人は借金しているのとおなじ

お金の管理が上手な人に聞いた話ですが、クレジットカードは一番簡単にできる借金と認識しているそうです。
借金があると心配になるので、使った金額と同じ額を支払い用の口座に入金しているそうです。
そうすることで買った喜びと支払いの痛みを同時にすることができます。
金銭感覚を鈍らせないようにする工夫です。

一方、私のように債務整理を行う人はクレジットカードがないと生活できない状態になっています。
つまり自分の手取り以上のお金を使っている状態です。

クレジットカードの支払い予定額を含めてすぐに支払いができないのであれば、毎月借金をして生活しているといっても過言ではありません。
毎月のクレジットカードの支払いが手取りの半分程度になると、自分だけでどうにかすることは難しくなります。
だんだんとクレジットカードの支払い額が増えていき、手取り金額を超え始めるとリボ払いを利用したり、カードローンでどうにかしようとします。
そうするとカードローンやリボ払いの支払いが増加して、また払えない時期が訪れます。

この負債のサイクルで私は債務整理を行うことになりました。

クレジットレカードは購入と支払いのタイミングがずれるから金銭感覚もずれる

どうしてクレジットカードはお金を使いすぎてしまうのか。
それは購入と支払いのタイミングがずれるからです。

現金を使った買い物では、使った瞬間にお金を失う痛みを受ける事になります。
新しい物を買った喜びとお金を失った痛みを同時に味わうのです。

しかしクレジットカードで支払いをすると、買い物をしたときは新しい物を買えた喜びだけを味わうことができます。
お金を失った痛みは先延ばしされるのです。

この購入と支払いのタイミングのズレがそのまま金銭感覚のズレになるのです。

クレジットカードがないと出費が減る

私の場合は債務整理のおかげでクレジットカードが使えなくなりました。
正確にいうと新しいクレジットカードを作る事ができなくなったのです。既に所持しているカードは使用することができました。
ですが、また同じようにクレジットカードを使いすぎて負債が増えるのが目に見えていたので、自分から全てのクレジットカードを解約しました。

クレジットカードが使えなくなったら月6万円もお金を残すことができた

強制的にではありますが、クレジットカードを使うことができなくなると今まで購入できていた物が買えなくなります。
根本的に生活を見直さなければなりませんでした。

生活環境を見直して、現金だけで生活するようになるとなんと月に6万円も残るようになりました。
6万円の内4万円は借金の返済に充てているのですが、それを引いても2万円ほど余裕のある生活になりました。

クレジットカードをもっていたときに比べて約3割の支出削減に繋がります。
理由としては本当に欲しい物しか買わなくなる(買えなくなる)、無駄な外食や飲み会へ参加しなくなるからだと思います。
クレジットカードはそこまで欲しくない物も購入できるようにしていたということになります。
お店はクレジットカード会社に手数料を払ってでもクレジットカード支払いができるシステムを導入するわけです。売上げが上がりますので。

クレジットカードがなくても普通に生活できる

現在の社会ではキャッシュレス化が進んでいます。
いわゆる電子マネーやクレジットカードの支払いが増えてきているということです。
クレジットカードの使用をやめたいと考えている人も、社会の動きによってどうしてもクレジットカードを使わないと生活できないと思ってしまいます。

ネットの買い物はデビットカードで代替できる

クレジットカードを持つことができない私はキャッシュレス社会に乗り遅れてしまっているかというと、そうでもありません。
基本的にネット上での支払いはデビットカードで代用できます。
デビットカードはクレジットカードと同じように使用することができますが、支払いと同時に口座からお金が引き落とされます。
つまり自分が所有している分しかカードが使えないのです。

また似たようなサービスで最近はLINE Payがとても便利です。
口座を指定しておけば、スマホのLINEアプリからLINE Payへ現金をチャージすることができます。
デビットカードと似ていますが、自分で使う分だけチャージしておくという使い方ができるので現金とほとんど同じ感覚で使うことができます。
現金の場合は口座からお金を下ろす、LINE Payの場合は口座からお金をLINE Payにチャージするだけの違いです。

LINE Payもデビットカードと同じくネットでの支払いや実店舗でも使えます。(JCBカードが使えるお店)

工夫をすればクレジットカードのない生活も不便ではありません。
クレジットカードの支払いに毎月困っている人は、まずはクレジットカードを使わないで生活できるようにがんばりましょう。

本日はこのあたりで失礼致します。