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意識高いただの借金を抱えた人のブログ

借金完済後、1年で貯金を200万円貯めた人に話を聞いてきた

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いつもお世話になっております。

意識高い負債者でございます。

本日は借金を完済した人に借金を返済するコツを聞いてきました。

150万円の借金を2年間で完済した

社会人になって浪費で作ってしまった150万の借金を2年で完済した20代後半の女性に話を聞いてきました。

大学を卒業して就職と同時に上京した彼女は、日々のストレスを改称するために洋服や旅行などで散財したそうです。

はじめてカードローンを使ったのは会社の先輩の結婚式に呼ばれ、ご祝儀やドレス代などが足りなくなり利用を始めました。

気がつけば普段の生活でお金が足りなくなれば、自分のお金のようにカードローンを利用していたそうです。

社会人5年目になった頃このままではまずいと思い債務整理を行い、借金返済生活がスタート。

返済期限を2年に設定してお金の使い方を見直しました。

結果は無事借金を完済しました。

2:6:2だけを守る

彼女が借金返済のために行ったことは、手取り金額を2:6:2に分けて生活することでした。

借金がない人の場合は2:6:2=貯蓄:生活費:投資のことで、貯蓄を進める目安として使われる割合です。

彼女の場合は2:6:2=返済:生活費:投資or浪費としました。

当時の彼女の手取りからすると月々の返済金額は3〜4万程度だったそうです。

借金返済を失敗する人の中に意気込みすぎてしまう人がいます。意気込みすぎてしまう人は手取りを5:5=返済:生活費など、無理しすぎな人です。
借金が少額の場合でしたら有効かもしれませんが、1年以上返済生活が続く人には無理な方法です。

また手取りの2割を投資or浪費としている理由はこう説明していました。

投資か浪費の判断方法はそのお金の使い方のおかげでお金がさらに増えたかという点です。なのでお金を使った時点では投資の可能性もあれば浪費の可能性もあります。
もちろん完全にその場でもわかるほどの浪費もありましたが、借金返済は持久走なので2割のお金に対してはシビヤに管理しませんでした。
一種の息抜きです。

なぜ完済後に200万円も貯金できたのか

借金を返済する上で一番気をつけていたのは、生活費を6割に収めることでした。
住居費や光熱費を含めて6割に収めるのは最初はきつかったです。
ですが、慣れてくると感覚でできるようになります。
例えば週に外食は2回くらいまでで、それ以外は自炊をしないといけないとか、コンビニの利用回数が多いとか感覚でわかるようになりました。
もちろん毎週お金の管理をしていましたし、ギリギリの月も何度もありました。

生活費を手取りの6割に収めることでお金の習慣を直した彼女は、完済後も同じ生活を続けたそうです。

借金返済の最後はボーナスを全額入れて終わらせました。
普段のお金の使い方が正常化していたため、ボーナスの使う予定が無かったのです。
借金をしていたときはボーナスをクレジットカードの支払いやカードローンの返済に使っていたのですが、2:6:2のルールで生活できるようになってからは手を付けなくなりました。
返済期間中はボーナスも同じように2:6:2で使っていたのですが、ボーナスのある月だけ生活費が2倍もあっても結局使いませんでした。次の月で通常の予算に戻すのが難しくなるので。
そうするとボーナスが余るようになります。なので借金の返済に全部使ったり、完済後はそのまま貯金に回すようになりました。
借金完済後も同じペースで生活しています。
そうすればまた借金を作ることはないし、返済していた分はそのまま貯金になります。
なので1年で200万円の貯金ができました。

借金返済のコツ

彼女から私に借金返済をする上でのコツをいくつか教えてもらいました。

まずは毎月給料日に通帳記入をすることです。
給料日に必ず借金の返済や大きな支払いを済ましてしまいましょう。それからその月の生活費を全額引き出して通帳記入します。
そうすると残ったお金は2割の投資or浪費で使えるお金だけになると思います。

大きな支払いは給料日にすることで、その月に使える本当のお金がわかるようになります。

このお金以上の支出は絶対にできないのです。

それを見えるようにしておくことが大切だそうです。

あと口座はひとつだけで大丈夫です。
よく貯蓄用の通帳や支払い用の通帳を作っている人がいますが、それはお金の管理の玄人向けの方法で借金があるような人がやると管理しきれません。
お金についてはこの通帳だけ見れば大丈夫という状態にした方がいいです。
あとSuicaPASMOなどの交通系カードは明細を1週間おきに保管しておきましょう。
明細はチャージする券売機で簡単にできます。
交通系カードは無駄遣いしやすい仕組みになっているので、注意が必要です。

オススメの本

最後に彼女にお金に関するオススメの本を教えていただいた。

この本には私が話したような内容が書かれています。
借金返済中に何度か読んで、自分の管理方法が正しいかを確認していました。

おわりに

今回は借金を完済した方にお話を聞いてきました。

借金返済は持久走である。

肝に銘じておきましょう。

それでは。