調査についてTBSラジオsession22から学んでみる
こんにちは。
意識高い負債者です。
今回は意識高く調査の仕方を学んでいきたいと思います。
ラジオから学ぶ
今回はTBSラジオの「session22」2017年2月6日の「フェイクニュースにポスト・トゥルース・・・そんな言葉が飛び交う今!現実を見極めるための『社会調査』のススメ!」(探究モード)から学んでいきたいと思います。
なぜいま調査についての知識が必要なのか
ファクトチェック
アメリカ大統領選でも注目されたフェイクニュースが原因だと考えられます。
フェイクニュースによって世論をねじ曲げることも可能になってしまっている状況です。
ニュース=事実では無くなってきているため、何を信じていいのかを選択しなければならなくなってきたと言えます。
調査リテラシー
情報を発信する側の調査リテラシー不足も挙げあれます。
大学の卒業論文などで社会調査をしたことがある人もいると思いますが、調査には相当な準備と注意が必要になります。
調査に協力してくれる方を尊重しているか、欲しい結果の方向に誘導していないか、他の人に調査の過程を公表できるかなどあります。
現在のメディアでは、自分のほしいデータだけをとってその結果を一人歩きさせてしまっています。
実際の結果と異なっていてもデータの見せ方だけで事実をねじ曲げることもできます。
こんな感じの本も出ていますので参考にしてみてください。
統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)
- 作者: ダレル・ハフ,高木秀玄
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調査の種類
大きく分けると2つに分けられます
量的調査
量的調査は数字から調査対象全体の傾向を掴むために行われる手法です。
国の人口を調べる国勢調査は量的調査の代表的なものと言えます。
国全体の人口を調査して、今後の政策への参考とします。
全体の傾向を抑えるために必要な手法で、ある程度方法論は確立しています。
質的調査
質的調査とは量的調査ででた傾向に対して、一概にいえないようにしていくこともできます。
全体の傾向というよりは個人の語りからデータの多様性を持たせることができます。
当事者に会って話を聞いていくため、数字では表せないことを調査することもできます。
私も学生の頃からこちらの調査手法をメインにとって活動していたのだと思いました。
実際に人に会って、聞いた内容を記録していく。
地道な作業になります。
初心者のためのオススメの本
調査方法を説明することは難しいので、ラジオでオススメしていた本と私が学生の頃に読んだ本を紹介します。
「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)
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質的社会調査の方法 -- 他者の合理性の理解社会学 (有斐閣ストゥディア)
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