3,000円投資生活の著者、横山さんの講演会に参加して
いつもお世話になっております。
意識高い負債者でございます。
先日、知人からのお誘いで横山光昭さんの講演会へ参加してきました。
横山光昭さんって?
横山光昭さんは家計再生をメインに活動しているFPの方です。
お金に関する書籍を80冊以上出版している方で、お金の本を何冊か読んでいる人は目にしているかと思います。
最近はこちらの3,000円投資生活が有名です。
生涯支出2億7000万円
講演会の冒頭で簡単な生涯支出を計算する時間がありました。
横山さんの説明を聞きながら計算してみて、借金返済分を足すとなんと2.7億円になりました。
この生涯支出は長寿命化が進んでいて、27歳の私が95歳まで生きたと仮定した場合の数字です。
仮に80歳まで働けるとしたら毎年520万円程度稼がなければなりません。そもそも60以降500万円も稼げるかわからないので若い内に稼いで貯金しておかなければならないのでしょう。
初めて自分の生涯支出を計算してみて、ちょっと怖い気持ちになりました。何も考えないで生活していたら、また借金をする羽目になりそうです。
貯金だけでは足りない時代に
生涯支出2.7億円とわかって、借金なんかしている場合ではないと思いました。
横山さんの話を聞くと、現在の働き盛りの人たちは頑張って貯金をしてもどこかで赤字になる可能性が高いそうです。
旧世代の方は貯金と退職金と年金で生涯支出をまかなうことが可能ですが、現在の人たちは同じコースでは確実に足りなくなります。
寿命が伸びたことともらえる退職金や年金の額の違いが理由です。
将来赤字にならないために家計の管理と貯金、そして投資が必要になります。
将来のために投資を始めよう
貯金と退職金、年金で赤字になる可能性があるのであれば、お金を増やさなければなりません。
そのために貯金額を増やそうと無理な節約を行うとどこかで破綻してしまい、リバウンドで浪費してしまいます。
無理なく収入を増やすために、早い段階から少額の投資を始めることを横山さんはオススメしていました。
「投資は知識で増やすのではなく、時間で増やす」、横山さんが講演会で言った印象的な言葉です。
ほとんどの人は投資は正しい知識をつけてからでなければ失敗をしてしまうと思っています。
そうではなく、投資は時間を味方につけてじっくりとお金を増やしていくのです。
だから毎月3,000円と少額の投資を始めて時間をかけて増やしていくことをオススメされています。
初めての貯金目標は手取り6ヶ月分と1.5ヶ月分
投資を早い段階で始めるのと同時に貯金も作っていく必要があります。
貯金の目的は目の前のピンチの時に乗り越えるためです。
冠婚葬祭にかかるお金など予期せぬ出費に対応するために、まずは1.5ヶ月分。
病気やけがで長期間収入がなくなってしまっても生活できるように6ヶ月分。
合計7.5ヶ月分の貯金ができるまでは投資よりも貯金に比重を置いた方が良いということです。
住宅は子供が独立してから
横山さんは住宅を購入する予定はないそうです。
住宅の購入と賃貸どっちが得かという質問をよく見かけるのですが、その人の環境と価値観で答えが変わってきます。
私も子供が独立するまでは住宅は賃貸で良いと思っています。
子供の成長に合わせて住宅を変更できた方がたくさんの選択肢が保てると考えるからです。
住宅を早い段階で購入してしまうと、足かせとなって選択肢が自動的に絞られてしまう可能性があります。
個人的には子供が独立して、仕事の一線を退いてからでも遅くはないと思います。
投資を始めると家計の見え方が変わる
少額でも投資を始めると、家計の見え方が変わってくるそうです。
無駄な浪費をしそうになったとき少し我慢をして投資に回しておけば、時間をかけてお金が育ちます。
投資をすると自然と家計を見直すようになります。
たとえば、必要以上にかかってしまっている食費やスマホ代、必要のない保険商品など、少しでも貯金や投資に回せる無駄はないかとチェックするようになるそうです。
横山さんの講演会を終えて、すぐに証券口座を開設
講演会を終えてからもう一度「3,000円投資生活」を読み直しました。
そしてすぐに楽天証券で証券口座を開設申し込みをしました。
ブラックリストに載っている私でも作る事ができました。
知っていても行動しないのは損です。
投資は知識ではなく、時間でお金を増やすのです。
とにかく始めてみようと思いました。
詳しい証券口座を作ることについてはP48~横山さんが説明してくれています。
持っている方はもう一度読んで、投資の第一歩を行動してみてください。