20代の若手社員は「やらない勇気」を持ち、「やりきる能力」を身につけたほうがいいかもしれない
こんにちは、意識高い負債者です。
最近意識高く残業の日々を過ごしています。
会社の期末が近いので、来年に向けた準備でどうしても仕事量が増えてしまっています。
上司に頼み事をされるとその場で「やります」と返事をしてしまうほど意識が高い私ですが、正直処理能力が追いついていません。
上司の期待に添おうといつも以上に頑張っているといえば聞こえがいいのですが、できないことまでも仕事を請け負ってしまっているのでやばいです。
今後のためにちょっと考えを整理してみます。
皆さんも参考に。
みんなの期待に答えようと思わない
入社したての頃から入社2年目までの間は、上司の方からのアドバイスや期待が多いです。
上司の方とお話をするとこの本は読んでおいて損はないだとか、財務の基本は抑えておけとかたくさんのためになるアドバイスをいただけます。
もちろん全部身につけることができれば良いのですが、正直きついと思います。
私も入社1年目の頃は上司からのアドバイスを真面目に聞きすぎて失敗しました。
入社1年目に挑戦して失敗したこと
入社当時、私はそれなりに意識が高くて早く出世してやろうと粋がっていました。
もちろん上司のアドバイスは真面目に聞きそれらを実践しました。
そして失敗しました。
・宅建→不合格
・簿記2級→不合格
・中小企業診断士→参考書を購入して終了
・ファイナンシャルプランナー2級→3級は合格、2級は不合格
盛大に失敗しました。
自分はなんでもはできないと認識する
今もそうですが、私自身は心のどこかで自分ならできるのではないかと変な自信があります。
これが失敗をし続け、やることが増えるだけの結果になってしまいました。
なんでもできると思い込んでいました。
会社自体も新入社員にそんな期待はしてないでしょう。
だから、自分はなんでもはできないと認識することにします。
それだけで心が楽になります。
上司や同僚に自分の持つ能力以上できるように魅せる必要はありません。
そんなことしてたら疲れるだけです。
だから、やらないことを決める
意識高い私は会社の人から何でもできると思われたかったのかもしれません。
しかし、それは非常につらいことでした。
だからこれからはやらないことを決めていきます。
入社2年目になった私は、1つ以外の資格取得を目指さない事を決めました。
ひとつの事に全力を使う
ランチェスター戦略によると、弱者は局地戦にて戦えとのことです。
つまり弱いものは全体の勝負ではなく、これだけは誰にも負けないという分野を作った方がよいと私は解釈しました。
ゼネラリストよりスペシャリストを目指す。
上司からもこれだったらアイツに任せておけばいいと認識してもらえるようになれれば勝ちです。
なんでも人並みにできるより、ひとつの分野に時間と熱意を注いだ方が成長率も早そうです。
ランチェスター戦略について知りたいのであれば、こちらのマンガがオススメです。
まんがで身につく ランチェスター戦略 (Business ComicSeries)
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やることを決めたらあとはやりきるだけ
やらないことを決めて、ひとつの事に取り組むようになったら、あとはそれを最後までやり通す事が重要です。
私も入社2年目が終わろうとしていますが、どうにか一つの目標が達成しそうです。
この3ヶ月ひとつのことにだけ集中して業務をしてきました。
最近話題になっている「GRID」という本があります。
才能や能力よりもやりきる力が重要だと説明している本です。
こちらも参考に
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
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- 作者: リンダ・キャプラン・セイラー,ロビン・コヴァル,三木俊哉
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さいごに
やらない勇気、やりきる能力。
これから社会人になる方、若手の方には考えて欲しい内容です。
それでは。